亀井3安打 4年目東野3回無安打

[ 2008年3月3日 15:52 ]

5回、オリックス2死、平下の右飛を巨人・矢野が好捕

 【巨3-2オ】巨人は外野の定位置獲得を狙う亀井が3安打1打点の活躍。4年目の東野は3回を無安打に抑えた。オリックスは先発の岸田が5回を6安打2失点といまひとつ。走者を出してからの投球や、変化球の制球に課題を残した。

 ≪死んでも1軍に残る≫新しい自分に変わろうとする気迫が実を結び始めている。巨人の4年目、亀井が3安打1打点2得点とチームの全得点に絡む活躍を見せた。
 5回2死二塁でチェンジアップを右前へ適時打した。8回にも中堅へ二塁打。ともに初球をたたいた。「“積極的に”という気持ちを忘れずにやって、いい結果が出た」と充実感をにじませた。守備でも4回無死二、三塁で左中間への浅い飛球を捕ると、すかさず本塁へ返球して失点を防ぎ「あれが僕のプレー」と胸を張った。
 ラミレス、谷、高橋由と外野陣は豪華な顔触れで、定位置獲得へ壁は高い。だが「死んでも1軍に残りたい。(ベテランを)脅かす存在になれればいい」と亀井は迷いなく言い切った。

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2008年3月3日のニュース