福留3打数無安打 高津1回2失点

[ 2008年3月3日 09:30 ]

ジャイアンツ戦の1回、バットを折られたカブスの福留

 カブスの福留孝介外野手は2日、アリゾナ州メサで行われたジャイアンツ戦に「3番・右翼」で出場し、3打数無安打1三振だった。高津臣吾投手は3―6の7回に6番手で登板、2試合連続で本塁打を浴び1回2失点だった。チームは6―8で敗れた。

 ≪福留 ゾーン気にせず≫福留が、オープン戦3試合目で初の三振。カウント2―2から外角やや低めの速球を「ボールだと思った」と見逃したが、ストライクをとられた。外角に広いとされる大リーグのストライクゾーンについて、福留は「そうでもない」と違和感なく打席に立っている。この日の判定にも「きょうの審判がそういうゾーンを持っていたということ。僕の中でのゾーンは変えない。(バットが)届かなければ当たらないし」と、さばさばしていた。

 ≪高津 痛い連続被弾≫オープン戦2度目の登板となった高津が、初戦に続き本塁打を許した。1死二塁で、変化球を続けたところを狙われ「前回より落ち着いて投げられたけど、うまく配球ができなかった」と肩を落とした。マイナー契約の招待選手としてメジャー投手陣に割って入らなければいけない高津にとって、2試合連続の失点は痛い。「前を向いてしっかり打者を抑えていこうと思っている」と次回の好投を誓った。(共同)

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2008年3月3日のニュース