“星野チルドレン”村中 開花近し!

[ 2008年2月24日 06:00 ]

<ヤ・S>開幕ローテーション入りへ前進した村中

 【ヤクルト2-1韓国SK】ヤクルトの3年目左腕・村中が開幕ローテーション入りへ前進した。韓国SKとの練習試合に2番手で2回を2安打無失点、3奪三振の力投。17日のサムスン戦は背中の張りのために登板を回避したが、借りを返した。

 「韓国の打線は振りが鋭い。空振りが取れたのがよかった」。直球はSKのスピードガンで151キロを記録。ヤクルトのガンでは144キロで“参考記録”ながら、昨年出した149キロの自己記録を更新。「マジッスか。信じられない」と喜んだ。速球の威力を増幅させるスライダーの制球も安定していた。

 先発6枠の中で石川、リオス、館山を“当確”と位置付ける高田監督は村中についても「残り3枠を争う最有力であるのは間違いない」と高く評価。昨年8月のプレ五輪を機に成長著しい“星野チルドレン”が、闘将の明大の先輩である指揮官の下で、花開こうとしている。

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2008年2月24日のニュース