阪神08年1勝 新井も初安打放つ

[ 2008年2月23日 14:46 ]

試合前に握手を交わす、ソフトバンク・王監督(左)と広島・ブラウン監督

 プロ野球は23日、オープン戦がスタートした。この日は2試合が行われ、3年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神はオリックスと高知・安芸で対戦し、5-3で勝った。

 阪神は岩田、オリックスは金子が先発、ともに3回を無失点と好仕上がりを示した。また、広島から移籍した阪神・新井が4番に入り、4回に左前打を放った。
 宮崎・都城では広島とソフトバンクが戦い、広島が4-1で快勝。広島は先発した2年目の青木高が3回を2安打無失点と好投。ソフトバンクは3番手で登板した新垣が、2回を1安打3奪三振と上々の仕上がり。
 ことしのオープン戦は昨年よりも14試合減り、計92試合。しかし、既に多くのチームが練習試合を行い、実戦感覚を磨いている。
 オープン戦は3月23日まで行われ、公式戦はパ・リーグが同20日、セ・リーグは同28日に開幕する。

 <新井 ファンに感激>新井が紅白戦も含め、実戦で初安打。それでも「シーズンは結果がすべて。今は準備期間」と淡々と話した。
 4回は新井の左前打の後、今岡が適時二塁打で続いた。別メニューで調整が続く金本も含めた3人が新打線の中軸候補。選手会長の赤星は「一番うれしいのは新井が打って、今岡さんがかえす形が出たこと」と上々の滑り出しを喜んだ。
 この日の観客は4051人。新井はデビュー戦を終え「(ファンが)多かったですね。すごい」と驚いていた。

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2008年2月23日のニュース