薮田の変化球に女房役が太鼓判

[ 2008年2月12日 06:00 ]

ロイヤルズ首脳陣も薮田に球の握りを確認するなど、興味津々

 ロイヤルズの薮田が10日(日本時間11日)、キャンプ地の米アリゾナ州・サプライズでブルペン投球を47球行い、球を受けたオリボ捕手から活躍を確約された。オリボの表情が変わったのはチェンジアップを投じた時だ。「最高のチェンジアップだ!腕の振りも直球と全く変わらない。活躍は間違いない」と興奮気味に語った。

 オリボは昨季マーリンズで122試合に出場、メジャー通算でも556試合出場を誇り、ロ軍でも正捕手を務める。その捕手からの太鼓判。30球を超えたところで今度はフォークを投じると、見守ったロ軍関係者が続々と薮田の元へ。薮田は周囲の反応に「“どうやって変化球を投げているんだ?”と聞かれました」と戸惑った様子を見せながら「早く来て良かった。マウンドも高いし、硬い。これから慣れていきたい」と笑顔が広がった。14日のキャンプインを前に、ブルペン投球だけで「YABUTA」の名前は浸透した。

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2008年2月12日のニュース