2/12!登録へG育成サバイバル

[ 2008年2月4日 06:00 ]

 巨人の宮崎キャンプを視察中の清武英利球団代表(57)が残り2枠(現在は68選手を登録)となっている支配下登録選手を外部補強やトレードではなく、12選手いる育成枠の中から昇格させる意向を明かした。第2クールでは隠善智也外野手(23)、鈴木誠投手(23)ら“ダイヤの原石”がし烈な争いを展開する。

 サバイバルのゴングが鳴った。清武代表は「残り2枠は外部補強でなく育成のために空けておく」と断言した。昨年キャンプでも外野手の松本が支配下選手に昇格を果たしており、競争心をあおることでチーム全体のレベルを上げる狙いもある。

 現時点で本命は左の巧打者・隠善。昨秋キャンプでは伊原ヘッドコーチが「打撃に対応力がある。清武代表から“どうか?”と聞かれれば推薦したい」と素材を認め、今キャンプも成長株を集めたB班に入った。同じくB班の左腕・鈴木誠も伸びしろ十分。04年の自由枠入団の三木、昨季途中に支配下登録された経験のあるオビスポも2枠を勝ち取る可能性はある。

 昨季は4月に育成から支配下登録された山口が、中継ぎで2勝を挙げた例もある。笑うのは12人中で2人。し烈なバトルが展開されそうだ。

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2008年2月4日のニュース