横浜・工藤が初ブルペン

[ 2008年2月4日 16:21 ]

 44歳の横浜・工藤が4日、初めて投球練習を行い、27年目のシーズンに向けて本格的に動きだした。

 「重心がぶれまくっている」「(左足の)けりが弱いね」。後ろで見守る6歳年下の野村投手コーチに声をかけながら、捕手を立たせて67球を投げ込んだ。
 昨年10月に左ひじを手術した。当初、左ひじは内側に10度しかひねることができなかったが、今では120度まで可動域が戻った。左アキレス腱(けん)に不安があるため、上ずる球が目立ったが、これは織り込み済み。「下半身が安定したら、球はおのずと低めにいく。きょうは思っていたより腕が振れて良かった」と安堵の表情が浮かんだ。
 通算222勝の左腕。今季1試合でも1軍のマウンドに立てば、実働年数は27年となり楽天・野村克也監督の26年を抜いて、プロ野球最長記録となる。「気持ちだけ先走ってやると故障のもとだし、すべてが駄目になる。そこは慎重にいきたい」。未知の領域を進む左腕は、この1カ月が持つ重みを誰よりも知っている。

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