日本製紙 球場命名権契約維持へ

[ 2008年2月2日 06:00 ]

 楽天の本拠地「日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)」の命名権契約を結んだ日本製紙が古紙配合率を偽装していた問題を受け、宮城県は1日、契約の是非を話し合う広告審査委員会を開催し「契約維持」で結論に達した。条件として(1)球場名から一定期間社名を外す(2)環境活動などの地域貢献を実行する――を検討。権利の売却先が社会的信用を失墜したと判断した場合、命名権契約を解除するとの条項があり、県は検討を重ねてきた。村井嘉浩知事が近く最終判断を下すが、契約維持の公算が大きくなった。

続きを表示

2008年2月2日のニュース