オレ流改革!“地獄のノック”封印

[ 2008年2月2日 06:00 ]

ベンチで話し込む落合監督と立浪の前でスイングする和田

 日本一のチャンピオンフラッグの下でキャンプインした中日の落合博満監督(54)が「今年はバットは持ちません」と昨年まで恒例となっていた“地獄のノック”封印を宣言した。

 「昨年のキャンプは失敗。ある程度(選手を)見てやらんと。この練習でいいのか、間違っていないかとか不安だろうから。見ているようで見てない、見ていないようで見ている“目”が必要」。昨春は主力を2軍球場で調整させたが、これがレギュラーシーズン終盤にミスを連発しリーグ連覇を逃す原因になったと分析。今年は「たっぷり見させていただきます」と1軍球場の北谷に集め、目を配る。代わりに個々の熱血指導はコーチに任せる。この日、指揮官がグラウンドに立ったのはわずか10分。それでもベンチで、ネット裏でナインに鋭い視線を送り続けた。

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2008年2月2日のニュース