ナベQ効果?14投手がアピール合戦

[ 2008年2月2日 06:00 ]

歓迎式典で挨拶する渡辺監督

 ナベQ効果で西武南郷キャンプのブルペンは初日から大盛況だ。渡辺監督が岸ら若手投手に熱視線を送ると、許銘傑(シュウ・ミンチェ)や帆足も予定外のブルペン入り。投手19人中、涌井、石井一らを除く14人のアピール合戦に「初日にこれだけブルペンに入るのは見たことがないな」と満足顔だった。

 その中でも指揮官の目に留まったのは中日から移籍した岡本の縦に落ちるスライダー。「びっくりした」と感嘆の声を上げ、さらにシュート習得を目指す右腕に「オレでよければいつでも教えるよ」と話した。隣では同じく守護神候補の小野寺も、この日最多147球の熱投。「今年がダメなら終わりのつもりでやる」と危機感を募らせた。

 「まだ(守護神が)どちらだ、とは言えないな」と渡辺監督はニヤリ。「競争」を掲げる渡辺レオが力強く船出した。

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2008年2月2日のニュース