加藤氏の自宅に岩村らが弔問

[ 2008年1月23日 06:00 ]

 21日に肺がんで亡くなった加藤博一氏(享年56)の神奈川・逗子市の自宅には22日、球界関係者が弔問に訪れた。楽天の池山打撃コーチは「公私にわたって面倒見ていただきました。自分の心配より人の心配ばかりされて。ご冥福をお祈りします」。レイズ・岩村も「自分の親父だと思っていたし、息子のように可愛がってくれた。加藤さんの思いの分もメジャーで発揮したい」と沈痛な面持ちだった。また、ロサンゼルスで自主トレ中のアストロズ・松井稼は自身の公式サイトで「もう、いつもの叱咤(しった)激励が聞けへんかと思うとただただ涙がでてくるばかりです」と悲しみをつづった。23日に通夜、24日に葬儀・告別式が営まれる。

 ≪横浜 追悼試合も検討≫「スーパーカートリオ」として横浜で活躍した加藤氏だけに、球団では追悼試合の検討を始めた。加藤氏は83~90年にチームに在籍。85年には48盗塁とリーグトップの39犠打をマークした。村上チーム運営部門統括は「チームに大きく貢献していただいたし、明るい性格で慕っている選手も多かった。追悼試合も含め、いろいろな案が出ているので調整して発表したい」と語った。

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2008年1月23日のニュース