巨人 ラミレスにVIP住居提供

[ 2008年1月23日 06:00 ]

 巨人が新外国人ラミレスに対し、ヤクルト時代に住み慣れた東京・千駄ケ谷に新居を提供する。球団では主に外国人選手用に東京・広尾のマンションの数部屋を所有。李スンヨプを含め、近年所属した選手の大半が利用している。今回は人気、実力を兼ねそなえた4番候補の助っ人に、野球に集中するための環境を与えることになった。

 ラミレスは21日に来日した際「まず住む環境を整えたい」と語っていた。ヤクルト時代に7年間暮らした場所であれば東京ドームまでの距離も近く、キャンプ期間の2月は東京で留守を預かるエリザベス夫人も近所付き合いを継続できる。「家族のことも考慮して古巣と同じ土地に住むことになったと思う」と球団関係者。昨季右打者で史上初の200安打以上を記録した助っ人は「自分を見失わなければ同じように成績を残す自信がある」と語っている。住環境が変わらず、打棒も不変なら、原巨人の6年ぶり日本一は現実味を増す。

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2008年1月23日のニュース