長嶋さんに金を!誓ったジャパン戦士

[ 2008年1月20日 06:00 ]

ファンに左手でサインする長嶋さん

 ミスターのためにも金メダルを!「長嶋JAPANドリームプロジェクト2008」が19日、千葉市美浜区の幕張メッセで行われ、脳梗塞(こうそく)から復帰を目指しているアテネ五輪監督の長嶋茂雄氏(71)も参加。15選手が全国から集まった小学生912人と野球教室などで触れ合い、ヤクルト・宮本、巨人・上原ら星野ジャパンの戦士たちは金メダルをあらためて誓った。

 双子の孫も見守る中で長嶋氏は、イベントが始まるとスタンドからフィールドへ移動。つえもなしで子供たちに声を掛けて回り、左手でサインまでしてみせた。「子供は元気だね。子供から元気をもらえる」。笑顔でそう話したミスターはイベント前には選手1人1人に声を掛けた。
 宮本主将には「この夏は、また大変だな」。その言葉に熱い思いが込められていた。アテネ五輪本戦での指揮を断念してから4年。金メダルへの思いは誰よりも強い。だから上原は言った。「北京では、もう金メダルしかない。アテネの悔しさを持ってるし、メンバーは変わったけど金を目標にやっていきたい」
 長嶋氏は北京での観戦に意欲を持っている。長嶋ジャパン“魂”は北京へ受け継がれていく。

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2008年1月20日のニュース