年俸調停 “最大の溝”はハワード

[ 2008年1月20日 06:00 ]

 大リーグで年俸調停を申請した48選手の希望額と球団の提示額が18日、明らかになった。06年のMVPで昨季も47本塁打、136打点を挙げフィリーズの地区優勝に貢献したハワードは1000万ドル(約10億7000万円)を希望。しかし球団は700万ドル(約7億4900万円)を提示しており、両者の溝は48選手の中で最大の300万ドルとなった。調停を申請した選手の今季の年俸は、2月1日から3週間の間に開かれる公聴会で決まる。一方、打率・340、137打点で昨季2冠に輝いたロッキーズのホリデーら35選手が調停を回避して再契約した。

 <“駆け込み”で35人が契約延長>この日は35選手が年俸調停を避けて契約延長に合意した。昨季、打率・340、137打点の2冠でリーグ優勝に貢献したロッキーズのホリデーは2年総額2300万ドル。マーリンズからタイガースに移籍したカブレラは年俸1130万ドルの1年契約、昨季46本塁打を放ったレイズのペーニャは3年2412万5000ドルで合意した。

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2008年1月20日のニュース