巨人デーゲームの“激増”検討

[ 2008年1月17日 06:00 ]

 巨人が地方を含めた今季の主催試合で、デーゲームの“激増”を検討している。過去3年で3試合(05年に1、07年に2試合)しかなかったが、今季は最大7試合になる可能性がある。遠方からの来場者や家族連れには朗報となりそうだ。

 昨年は5年ぶりのリーグ優勝。日本シリーズ進出こそ逃したが、近年は減少の一途だった主催試合の観客動員も増加に転じた。桃井球団社長は15日に「幅広い年齢層のファンの方々に来ていただいて、さらに東京ドームを満員にしたい」とファン層の拡大へ意欲。デーゲームの増加を検討していることについて球団関係者は「土日は家族連れも多いし、昼間に野球観戦できれば子供たちが早く帰宅できる」とファンの視点に立った“改革”を強調した。

 昨年、主に本拠地の試合中継を担当している日本テレビの地上波放送は40試合だったが、デーゲームを増加することで中継試合数の減少を食い止める狙いもある。
 球界の盟主として野球人気復活への思いは熱い。

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2008年1月17日のニュース