ゴセージ氏が米野球殿堂入り

[ 2008年1月10日 06:00 ]

野球殿堂入りを喜ぶゴセージ氏

 今年の米野球殿堂入り選手が8日(日本時間9日)発表され、ヤンキースなどで抑え投手として活躍し、90年にダイエー(現ソフトバンク)でもプレーしたリッチ・ゴセージ氏(56)が選ばれた。投票数(543)の75%(408)獲得が殿堂入りの条件で、466票を得た。今回はただ1人の選出で、日本球界でプレーした選手の殿堂入りはラリー・ドビー氏(62年に中日)以来2人目。記者投票での選出は史上初となった。

 投手分業があいまいだった時代に通算124勝107敗310セーブを積み重ねたゴセージ氏は「オー・マイ・ゴッド!今の気持ちは表現できない。ショックが体を突き抜けた」と喜びを爆発させた。式典は、7月27日にニューヨーク州クーパーズタウンにある野球殿堂で行われる。

 また、現役時代の薬物使用疑惑のあるマーク・マグワイア氏は、昨年と同じ128票(23・6%)で落選した。

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2008年1月10日のニュース