安室奈美恵 9・15故郷沖縄でラスト、地元アーティストらと音楽フェス

[ 2018年8月22日 04:00 ]

9月15日にラストライブが決定した安室奈美恵
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 来月16日に引退する安室奈美恵(40)のラストステージが決まった。前日の15日に故郷の沖縄県でゆかりのアーティストとともに音楽祭を開催。チケット販売枚数は約3000枚で、ドームを満杯にする安室にとっては少ない席数。争奪戦が起きることは必至。開催まで1カ月を切っているタイミングでゲリラ的な発表となった。

 安室は音楽フェスで見納めとなる。会場は宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示場。引退日の16日には安室を送り出すイベントとして、近くのビーチで本人が出演しないかたちで花火大会が行われることが既に発表されている。音楽祭はこの前夜祭として開催。主催者側は「これが引退前の最後のステージになると聞いています」と明かした。

 音楽祭に出演するのは、同じ沖縄出身のBEGINとMONGOL800に加え、2014年に共演曲「グロテスク」を発表した平井堅(46)の3組。開演は午後6時。公演の詳細は明かされていないが、主催者側は「安室さんの新たな旅立ちをお祭りのように送り出したい」と、活動25年を明るく締めくくるという。

 チケットのプラチナ化は必至だ。2〜6月のラストツアーがソロ歌手史上最多の計80万人を動員したのに対し、見納めの一夜はわずか3000人。さらにラストツアーとは異なって、映像作品化の予定がなく、チケットはファンクラブ会員以外でも購入が可能だ。

 ラストツアーの応募数は約510万件で6倍を超えたが、今回はこの倍率を大幅に上回るとみられる。チケット代は9800円(税込み)。申し込みなどの詳細は専用サイト「ticket board」で明かされる。

 開催まで1カ月を切ったタイミングでの急告。ファンの一部は引退のタイミングで何らかの本人イベントが行われると予想し、すでに県内のホテルや航空券を押さえていた。

 安室は「素晴らしいアーティストの皆さんと沖縄で同じステージに立てること、とても光栄に思っております。ステキな思い出になるよう頑張ります」と全力でラストステージに挑む。

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