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国内組はDF優先!今野ら3人が南米選手権内定

[ 2011年5月1日 06:00 ]

7月の南米選手権での代表招集が内定した今野

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が、7月の南米選手権(アルゼンチン)にJ2FC東京のDF今野泰幸(28)、浦和のDF浜田水輝(20)、流通経大のMF山村和也(21)を招集する方針であることが30日、分かった。

 日本サッカー協会関係者が明かしたもので所属クラブ側も理解を示しているという。日本代表の南米選手権出場は海外組15人以上の招集が条件となっており、国内からは7人前後を選出する予定。まずは守備の中心となる3人が内定した格好だ。

 今野はFC東京でも絶対的な存在だ。だがFC東京の幹部は「(今野の招集が)決まったとは聞いてないが、要請があれば応じます」と明言した。4月のJ1、J2実行委員会で、日本協会は南米選手権への招集に関し、J1は「主力を除く若手」という条件を設け、各クラブの理解を得た。J2ながら複数の代表候補を抱えるFC東京も当初は主力の招集回避を要請する方針だったが「招集は各チームから1人だけ」との条件ができたことで態度を軟化。今野招集にも応じる方針だ。

 現在シャルケの内田、シュツットガルトの岡崎、インテル・ミラノの長友ら海外組の招集は予想以上に難航。複数の関係者が、所属クラブが派遣を拒否する可能性を指摘している。指揮官はあらゆる事態に備え、国内組の選考を進める。残る国内組は4人前後。関係者によれば今後もGK、DFを中心に選考を進めるという。

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2011年5月1日のニュース