ジャイアン声優・木村昴がスネオ役 ドラマ初主演でまさかの“ドラえもんかぶり”に「不思議な気持ち」

[ 2024年5月16日 04:00 ]

「クラスメイトの女子、全員好きでした」でドラマ初主演となる木村昴(左)と新川優愛
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 人気アニメ「ドラえもん」でジャイアンの声を務める声優の木村昴(33)がドラマに初主演する。7月11日にスタートする日本テレビ系「クラスメイトの女子、全員好きでした」(木曜後11・59)で役名は枝松脛男(すねお)。“ジャイアン”が“すねお”を演じることになり注目が集まりそうだ。

 原作は爪切男氏の同名エッセーで、偶然手に入れた小説を盗作して文学賞を受賞した脛男が担当編集者と真の作者を捜す物語。編集者役は新川優愛(30)が演じる。脛男は小説家志望もアルバイトで生計を立てる37歳。学生時代からモテないさえない男だが、真の作者を捜す中で、かつて恋した女子たちとの思い出に触れて成長していく。

 起用理由について制作サイドは「木村さんは真っすぐでピュアなところが魅力。そのピュアさがダメ男の脛男を切なくいとおしく演じる上でぴったりでした」と説明。まさかの“ドラえもんかぶり”になったが、ドラマ関係者は「狙ったものではない。本当にたまたまでした」と明かした。ジャイアン歴20年目の木村は「凄く不思議な気持ちになっています(笑い)」と驚きを隠せない様子だ。

 昨年のテレビ番組出演本数ランキング(関東地区、ニホンモニター調べ)では、お笑い芸人が上位を占める中、497本で4位に輝いた。アニメやナレーションなどの声優業に加え、テレビ東京「おはスタ」のメイン進行や日本テレビ「ヒルナンデス!」の木曜レギュラーを務めるなど、マルチに活躍中。舞台やラジオにも引っ張りだこで、まさに売れっ子状態だ。

 昨年はNHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康の家臣で猪突猛進する武骨な武士・渡辺守綱を演じ、俳優としても存在感を放った。ドラマ初主演に「夢のようで緊張している」と話すも、あす17日のクランクインへ向け「一発OKを連発してみたいです!」と気合十分だ。(山内 健司)

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