「2PM」のチャンソン 歌に演技に「目」が離せない 新境地へ「本格的なアクションを」

[ 2024年4月22日 05:00 ]

自身の目をアピールする2PMのチャンソン
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 【パーカク パーツカクダイ】人気ボーイズグループのメンバーからスポニチが“推しのパーツ”を拡大し、深掘りする「パーカク」。今回は俳優としても活躍する韓国の6人組「2PM」のチャンソン(34)。注目はあらゆる感情を表現する目です。 (前田 拓磨)

 アイラインと平行して、目頭から目尻まで等間隔で走るクッキリした二重まぶたの線が、大きな目をより大きく見せている。「喜怒哀楽の感情で言うと、楽が一番目に出やすい」との言葉通り、取材中の記者も、人柄の良さがにじみ出るまなざしに癒やされる気分になった。「目が一番自由で、人の魅力が表れる」と語るように、本人も役者として最も大切にしているパーツだ。

 2008年に韓国でデビューし「野獣アイドル」と日韓で人気を得たワイルド系グループ「2PM」のメンバー。それぞれ俳優としても注目されるが、チャンソンもドラマ「だから俺はアンチと結婚した」での恋敵役など、名バイプレーヤーとして評価を高めてきた。

 “目の演技”は、先月30日に一挙4話放送された主演ドラマ「純喫茶イニョン」(フジテレビTWOほか)でも日本のファンの注目を集めた。口数は少ないが、温かく客を見守り続ける喫茶店の店主役。「表情と空気感で語るという感じ」。言葉で伝え切れない思いが、視線の動きや、まぶたの収縮などからビンビン伝わってきた。

 そんな「セリフ」以外で伝える演技へのこだわりからか「本格的なアクションがしてみたい」とも考えている。穏やかなほほ笑みと裏腹に2PMきっての肉体派。テコンドー3段、剣道2段の“野獣ボディー”を生かした演技にも色気を見せる。「韓国では銃を使うことは少ないから、ナイフでのアクションになるのかな」とイメージしている。

 目で語り、体で語る俳優ファン・チャンソンの見据える新境地にも注目したい。

 ◇チャンソン 1990年2月11日生まれ、韓国ソウル市出身の34歳。2PMでは最年少。メンバーカラーはブラック。2006年に「思いっきりハイキック!」で俳優デビュー。俳優業はフルネームの「ファン・チャンソン」で活動。1メートル84。血液型B。

 ◇2PM 韓国大手の音楽プロダクションJYPエンターテインメントの練習生によって結成。2008年に「Hottest Time Of The Day」でデビュー。日本では10年にデビュー。「My House」(15年)などヒット曲多数。グループ名は「一日の中で最も活動的な午後2時に聴きたい音楽」に由来。
 

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