ドリカム中村正人 名曲誕生秘話 吉田美和ともめた“ルルルルル問題”当初の歌詞は

[ 2024年2月19日 11:58 ]

DREAMS COME TRUEの中村正人
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 人気バンド「DREAMS COME TRUE」の中村正人(65)が18日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。名曲の誕生秘話を語った。

 数々の名曲を世に送り出しているドリカム。1995年のTBSドラマ「愛していると言ってくれ」の主題歌に起用された「LOVE LOVE LOVE」は、総売り上げは248万枚の大ヒットを記録した。

 同曲は元々は中村のオリジナル曲だったという。中村は「バレンタインデーに当時付き合っていた彼女から白いシャツをもらった。ホワイトデーにお金がなかったので、歌を書いてお返しした」と告白。「めっちゃ恥ずかしい話ですけど」と照れた。

 彼女に絵を描いて贈ったこともあるといい、「一番やったらいけないことを何回もやっている。これもやっちまった案件。お金ないんで歌でお返ししよう。喜んでくれるかなって思ったらそんなに喜んでくれなかったんですけど」と明かした。続けて「最初は『ホワイトデー』っていう曲だったんです」と、「LOVE LOVE LOVE」の原曲は当時の彼女へのホワイトデーソングだったことを明かした。

 原曲は中村が作詞作曲。ドリカムの曲としてリリースするにあたり、詩をめぐって吉田美和とバトルを繰り広げたという。中村が「俺が昔作った曲を使おうかな」と提案したところ、吉田が「詩が浮かんだ。これ主題歌だ」と、新たな歌詞を歌い出しだという。

 中村は「“ねぇどうして~”って歌い始めて、“おー!”となったんですけど、“ルルルルル~”ってきた。何でお前そこで“ルルルルル~”なんだってちょっと揉めたことはありました。僕的にはそこのメロディーが一番肝だった」と、名フレーズに当初は納得がいっていなかったことを明かした。

 林修氏に「元々はどういう歌詞だったんですか?」と聞かれると、「“ルルルルル~”のところは“素肌に着て~”だったんですよ」と告白。ドリカムの大ファンの森口博子は「いや“ルルルルル~”が良い」とツッコみ、中村自身も「素肌という歌詞を入れること自体が最悪」と笑った。

 歌詞は吉田が全て書き換えたという。「原型はゼロ。吉田は僕のアイデアは1個も使いませんから。メロディーは僕のまんま」と明かした。「自分が自信をもって作り上げた曲が全部変わって寂しい思いは?」と聞かれると、「何も感じなくなりました」と口にして、笑いを誘った。
 

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