森永卓郎氏 膵臓がんと闘った叶井俊太郎さん死去に「実は同じ治療法…正直言うと他人ごとじゃない」

[ 2024年2月19日 10:41 ]

経済アナリストの森永卓郎氏
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 昨年末にステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表した経済アナリストの森永卓郎氏(66)が19日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)に生出演。自らの病状と、16日に死去した映画プロデューサーの叶井俊太郎さんを重ね合わせ、心境を語った。

 叶井さんは、2022年6月にステージ3の膵臓がんで「余命半年」の診断を受けたと、昨年10月に公表。抗がん剤などの標準治療を受けず、最後まで通常通りに生活を続けることを選択していた。叶井さんの妻で漫画家の倉田真由美さんによると、今月5日まで自転車通勤するほど体力もあったが、その後容体が急変。倉田さんは14日にSNSで「今月に入ってから、夫の変化の速度は想像を絶するものです」と膵臓がんの怖さを率直な言葉で伝えていた。

 森永さんは、自身の体調について「小康状態が続いているんですけれども、週末に倉田真由美さんのご主人が亡くなったじゃないですか。実は同じ治療法をやっていたんです。血液を抜いて、免疫細胞を増殖させて血液を戻すという」と説明。

 そして、「このやり方というのは、立憲民主党の原口一博さんとか、格闘家の竹原慎二さんとかもやっている。同じことをやっていて、ずっと小康状態だったんですね、叶井さんも。免疫軍団と、がん細胞軍団がぶつかっていて拮抗しているうちはいいんですけど、ちょっとバランスが崩れると一気に攻め込まれて、この1カ月半で急激に体調が悪化したと」と言い、叶井さんの偲んだうえで「正直言うとあんまり人ごとじゃないんです。叶井さんも普通に会社に行っていたんです」と、現在は小康状態ながら、いつバランスが崩れてしまうか分からない怖さがあると明かした。

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