泉ピン子にしか言えない…故・橋田寿賀子さんの「一番の駄作」とは?「裏目に出ちゃってさ」

[ 2023年11月27日 21:03 ]

女優の泉ピン子
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 女優の泉ピン子(76)が27日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)にゲスト出演し、夫の愛人・隠し子騒動を振り返った。

 12月12、13日に上演の朗読劇「すぐ死ぬんだから」(東京・あうるすぽっと)を控える泉。「ものすごい幸せな家でも、隠し子がいるのよ。ものすごいいい夫婦だと思ったら、ホントうちと同じだったの。私ね、これ読んだ時、私に宛てて書いたんじゃないかなと思ったくらい」と、ストーリーを明かした。

 「うちと同じ」とは、95年ごろに発覚した、泉の夫に愛人と隠し子が発覚した騒動のこと。苦い思い出がフラッシュバックしそうな今回のオファーにも、「もう35年も前の話だから、考え方を変えたのよ。再婚したと思えばいいやと。子供がいる人と結婚したと思えば、腹も立たないという考え方に変えた」と、達観した考えを口にした。

 騒動をめぐって、泉は会見を開いた。「あの時は橋田(寿賀子)先生が“思いきって記者会見で号泣しろ”と言ったの」。夫に裏切られた妻としての姿をさらすことで、同情を買う作戦を提案されたが、「それが裏目に出ちゃってさ」と、逆に反感を買ったことを告白。「あの作家の一番の駄作だった」。敬愛する橋田さんをネタにジョークを飛ばすという、泉にしかできないような芸当をやってのけた。

 「森光子さんが“別れちゃダメ”って。橋田先生が“別れたら一生捨てられた、奪われたって言われる”って」。周囲のアドバイスもあってか、夫とは離婚はしない方向で収まった。しかし、「だけど遺産相続はあげたくないわよ?当たり前じゃない?」と、プライドものぞかせていた。

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