AKB48今年40人目の卒業発表 チーム8の歌姫・小田えりな涙「生まれ変わってゼロから」「4月中に」

[ 2023年11月13日 20:30 ]

小田えりな
Photo By スポニチ

 AKB48小田えりな(26)が13日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開催された「僕の太陽」公演で、グループ卒業を発表した。

 公演の終盤、小田は時折、涙声になりながら決意を明かした。「AKB48に入ってたくさん楽しい活動を行わせていただいたんですけど、ソロライブとかをやるようになって、楽しくて、自分がAKB48に入ったのは何でだろうとあらためて考えた時、人前で歌うのがずっと夢だったり、こういうことをやりたいからこの世界に入ったんだなとあらためて思うようになりました」。卒業後は、夢だったソロ歌手を目指すという。

 小田は2014年、47都道府県代表により結成されたチーム8の神奈川県代表メンバーとして加入した。高い歌唱力を誇り、グループの歌自慢が集う「歌唱力No・1決定戦では常連メンバーの一人。一昨年にはソロライブも開いた。

 今年に入って大きな組織改編を行っているAKB48。チーム8は5月活動を休止し、06年からスタートしたチーム制度も休止した。環境の変化を受け、多くのメンバーがそれぞれの次のステップへ進む決意をした。小田も同じ気持ちだった。「AKB48が新体制を迎えるに当たって、私も生まれ変わりたい、ゼロから頑張っていきたいなって思えるようになりました。なので、卒業して新たな小田えりなに生まれ変わって、ゼロから頑張っていきたいと思います」。いつの間にか涙声は消え、力強い決意を大声で主張すると、客席からは激励の拍手が起こった。

 グループの公式ブログによると、卒業は来年4月中を予定している。小田は「AKB48としてあと数カ月の活動を頑張っていきますので、見守って下さるとうれしいです」と呼びかけた。

 今年のグループ卒業発表メンバーは40人目。年間での卒業発表は過去最多を更新し続けている。所属メンバーの平均年齢は今年初めの21・1歳から20・7歳へと低下。来年には19期生も加入予定で、徐々に若返りが進んでいく。

 この日は第74回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表され、AKB48は発表から漏れた。小田は歌手として独り立ちし、夢舞台での返り咲きを狙うことになりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年11月13日のニュース