NHK紅白　初出場「Mrs.　GREEN　APPLE」大森元貴「夢が叶ったと同時に一度初心に戻れた」

＜NHK紅白歌合戦出場歌手発表会見＞ポーズを決めるMrs.　GREEN　APPLE　（撮影・白鳥　佳樹）
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　大みそかのNHK「第74回紅白歌合戦」（後7・20）の出場歌手が13日、発表され、初出場の歌手による会見がNHKホールで開催された。ステージに登場したロックバンド「Mrs.　GREEN　APPLE（ミセス・グリーン・アップル）」は喜びを語った。

　ミセスの知名度が一気に広がったのは今夏のこと。7月発売のアルバム「ANTENNA」がオリコンのデジタルチャートで2週連続1位。サブスク主要サービスのSpotifyでは同7日付にトップソング10位以内に4曲が入ったほか、アップル、LINEの各サービスでも上位を占め、今もなおデジタル市場を席巻し続けている。

　一気に音楽界の主役に浮上したMrs.　GREEN　APPLE。今月7日に悲願のパリ五輪出場を決めたバレーボール男子日本代表の応援ソングを担当した3人組が念願の紅白切符を手にした。

　キーボードの藤澤涼架は「お話うかがった時はハイタッチしましたね。朝会社に呼ばれて、なんだろうと思った。ハイタッチして抱き合ったんだけど。当日は10周年でもありますし、紅白にかける思いはハンパないところはある。歩んできた10周年、休止もあったりしたので、感謝の気持ちを伝えられたら」と意気込んだ。

　ギターボーカルの大森元貴は「感慨はブカ過ぎるんですけど（笑い）、昔からMrs.　GREEN　APPLEは紅白に出られる歌手を目指したいと活動してきた。夢が叶ったと同時に、一度初心に戻れた、そういう気持ちです。楽曲に関してはお楽しみに」と話した。

　また「2年間休止をずっとして、コロナ禍とかぶってたんですけど、もともと5人組で組んでメジャーデビューして、フェーズ2と呼んでますけど、3人になって、もう1回自分らの夢をつかみ、歩むための時間をいただいた。誰もが楽しめるものを作りましょうという思いで第2章をスタートした。それを大みそかに見せられれば」と、これまでの活動を振り返った。