音楽界、相次ぐ訃報にショック…「ダンシング・オールナイト」は売り上げ200万枚以上の大ヒット

[ 2023年10月23日 04:05 ]

もんたよしのりさんの「ダンシング・オールナイト」ジャケット

 同じ1980年に自身を代表する楽曲を生んだもんたよしのりさんと谷村新司さんの相次ぐ死に音楽界はショックを受けている。

 もんたさんの「ダンシング・オールナイト」が発売されたのは1980年4月21日。有線で人気に火が付き、2カ月かかってオリコンシングルチャートの頂点に上り詰めた。谷村さんは「昴―すばる―」を80年4月1日にリリースし、週間ランキングで最高2位を獲得。この時首位を阻んだ作品こそが「ダンシング…」だった。

 同年6月のオリコン月間ランキングでもシャネルズの「ランナウェイ」などを押しのけて「ダンシング…」が1位、「昴」が2位。音楽ビジネスにおいて冬の時代といわれた80年代に200万枚以上を売り上げた。「昴」もソロ作品においては最高の67万6000枚の売り上げを記録。アイドル歌謡全盛の中、ロックと大人の音楽でヒットを飛ばした功績も大きい。

 ともに多くの楽曲を作り出し、自分の力で苦節を乗り越えてトップアーティストとして花開いた時期が重なった。それだけでなく、独特の歌声で人々を魅了したという共通点もあった。絶頂期を同時期に迎え、音楽界をけん引した2人が相次いで亡くなった。歌手の研ナオコ(70)は自身のSNSで「もんたよしのり君が亡くなった、、、。最近 こんな寂しいニュースばかり。ショックです、、、。」と追悼した。

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