山里亮太 大谷翔平の「憧れるのを、やめましょう」で気付いた「憧れ逃げってのをやってたなと思って」

[ 2023年3月23日 12:56 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(45)が、22日深夜放送のTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。大谷翔平(28=エンゼルス)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝前に行った「声出し」について話した。

 21日(日本時間22日)に米・マイアミの「ローンデポ・パーク」で行われた決勝の日本―米国戦で、侍ジャパンは3-2で米国を下して09年の第2回大会以来、3大会ぶりに頂点に立った。大谷は試合前の声出しで「憧れるのを、やめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センターみたらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは、やっぱ憧れてしまったら超えられないんで。今日、超えるために、トップになるために来たんで。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ、行こう!」とチームの士気を高めた。

 山里は「あの言葉が生意気にも刺さったというか、私みたいな者にも。これ、全ての人に当てはまるじゃん。憧れてる人と一緒に仕事するときに、憧れてるからっていうのを先に言うって実はその相手に対して失礼なんじゃないかなって、大谷さんの言葉を聞いて思った」と明かし、「それで萎縮してパフォーマンスができないっていう理由にしてるだけだったりとか、無茶苦茶いい逃げ文句なんだよね。“憧れの人の前だからこれができませんでした”っていうのって」と話した。

 さらに、「なんか俺それですごい逃げてたなって思って。大好きな人と一緒に仕事するときに、“憧れすぎてる人がいるから今日ヘラヘラして終わっちゃったな”みたいな。“でも目の前で見れてよかった”」「意外とこの逃げ方って自分の人生で数多くやってきてるなって。憧れ逃げってのをやってたな自分と思って。で、その上で(侍ジャパンが)世界一になってる姿を見たときに、(自分を)変えようと思ったよね」と語った。

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