古市憲寿氏　イオンG、パート時給7％アップに「従業員集められず倒産する会社も…それでもいいと思う」

フジテレビ社屋
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　社会学者の古市憲寿氏（38）が2日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。イオングループが自社のパート40万人の時給を7％引き上げることに言及した。

　3月以降、時給引き上げの対象となるのは、国内のスーパーやドラッグストア、専門店チェーンなどの連結子会社147社で働く約40万人のパート従業員で、同社の国内従業員の8割に当たる人数になる。

　古市氏は「ほかの企業にも波及していくと思いますし、ただ、それじゃあ、ほかの中小企業も全部上げられるかっていうと上げられない。これは残念ながら従業員集められなくて倒産する会社もあると思うんですね。それでもいいと思っていて、こうやって新陳代謝が起こることによって、どんどんいい労働環境ができていくわけですから、その流れをつくるっていう意味でもいいと思う」と自身の考えを述べた。