山田裕貴 苦しかった下積み時代 家賃を引くと「4、3万円しか残んない」 子供たちの声援に励まされ

[ 2023年3月2日 11:42 ]

山田裕貴

 俳優の山田裕貴(32)が1日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)にゲスト出演。下積み時代の生活ぶりを語った。

 山田は高校卒業後、役者を目指して名古屋から関東へ。最初は「6畳ないぐらいの、ロフトがあって、ロフトの下に収納があって、みたいな。でも、家具家電付きのお部屋に住んだのでそろえる必要はなかったんですけど、トイレも風呂も一緒のユニットバスって言うんですか、そういう所に住んでましたね」と振り返った。

 「お芝居の学校に通うことになっていたので、上京して。学校があるのが恵比寿だったんで、そこから湘南新宿ラインっていう電車で40分ぐらいの大宮っていうところにまず住んで」とも説明。「だから上京じゃなくて、上玉になるんですよ」と笑わせた。

 その後、「2年後に戦隊ものが決まって、(撮影所のある)大泉学園に住んでくれって事務所に言われたんで、引っ越しました」と「海賊戦隊ゴーカイジャー」のゴーカイブルー役で俳優デビューが決まり引っ越したと告白。生活は大変だったかと聞かれると、「27ぐらいまでは“うわーっ”って思ってましたけど」とぶっちゃけた。

 戦隊ものの撮影は忙しく、金を使う暇は「ないですけど、やっぱり1年目だっていうこともあって、そんなにもらえないんで、大体家賃から引かれて、4万円、3万円ぐらいしか残んないから、それで電気、水道とかもやっていると」と回顧。「でも、東京ドームシティでの子供たちが“頑張れー”って言ってくれるヒーローショーを何公演もやるんですけど、本当にその頑張れだけで僕は立ってたっていう」と話すと、「もうそれしかないと。本当に苦しかったですね」としみじみと話した。

 食べ物も「パスタ、どう分けよう、きょうはこのルーのやつでいいや、みたいな。また食べない、僕ゲームが大好きだったんで、ゲームしてたら食べなくても入り込めるから、とにかくゲームしたりとか」と山田。「テレビ台もなかったんで、ごみ箱を置いて、その上にテレビを置いて、ちょっとでも高さを出すために」とも語った。

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