ヒロミ、東京五輪パラ談合疑惑に戸惑い 電通、博報堂…「僕らも仕事をしているような相手ばっかり」

[ 2022年11月29日 11:24 ]

ヒロミ
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 タレントのヒロミ(57)が29日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピックのテスト大会を巡る入札談合事件で、広告業界2位の博報堂など4社を家宅捜索したことについて言及した。

 談合について、業界最大手の電通は既に捜索を受けており、業界3位の旧アサツーディ・ケイ(ADK)側も公正取引委員会に受注調整があったと自主申告。業界ぐるみで談合していた疑いが強まっている。9社分のテスト大会や本大会関連の随意契約で受注した契約総額は、東京都公表分で少なくとも約200億円に上る。東京大会の開催経費は、招致段階で見込んでいた7340億円の2倍近い1兆4238億円に膨らんだ。うち東京都や国の公費は全体の55%に上った。

 この件についてヒロミは「本当に聞いたことがある会社の名前ばっかりで、僕らも仕事をしているような相手なので、それがこうやってビッグイベントになると、こうやって利益を分けているのか何なのか…」と戸惑った様子。「でも、オリンピック自体に問題があるんじゃないかなと思いますよ。招致も含めてね」と指摘し「こうやってお金がかかって、最初に言っているお金と倍違うわけだから、一生ないようなイベントだから、関わる人たちは“ここで勝負!”みたいな思いがあったのかなと思っちゃう」と推測した。

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2022年11月29日のニュース