三浦瑠麗氏 山上容疑者の「犯行理由」報道に懸念「なぜ殺害という手段をとったのかを掘り下げるべき」

[ 2022年7月19日 10:33 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が19日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三元首相の銃撃事件で、殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者(41)について言及した。

 8日に安倍晋三元首相が奈良市で参院選の街頭演説中に銃撃され、死亡した事件について、山上容疑者が「母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に多額の寄付をして家庭が崩壊した」と供述していることから、旧統一教会への関心が高まっている。山上容疑者は犯行前、SNS上に宗教団体への恨みなどを繰り返し投稿していたという。

 この事件について三浦氏は「彼のツイッターを、一部ですが私も読みました。保守的な立場ですよね。かなり左翼的な活動家、政治家、コメンテーターに絡んでいるんですよ。そこでは罵詈雑言に近い文面が並んでいました」と容疑者のものとみられるSNSを見た際の感想を率直に述べた。さらに「政治的立場は明らかなんですけど、彼がそれなりに支持をしていた自民党、安倍政権が、自分が恨み続けている統一教会にメッセージを送るような関係にあったことが、彼の本質的な問題提起だった。その問題提起を、なぜ殺害によって示したのかという点をもう少し掘り下げないと」と主張。「手段と目的でこの事件をみたとき、目的ばかりが取り上げられている。なぜ殺害という手段をとったのか、という点を掘り下げるべきだし凄く気になる」と持論を展開していた。

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