フジ「元彼の遺言状」 プロデューサーが明かす意図、作品全体で「ミステリー小説に」

[ 2022年5月5日 07:00 ]

フジテレビ月9ドラマ「元彼の遺言状」で“バディ”として難事件を解決していく綾瀬はるかと大泉洋
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 今期のフジテレビ月9ドラマ「元彼の遺言状」(月曜後9・00)は、主演の綾瀬はるか(37)と相棒役の大泉洋(49)がタッグを組み難事件を解決する本格ミステリーだ。演出は同局「古畑任三郎」などを手がけた鈴木雅之氏。重要なシーンでは時間を止めて絵画風の映像を挿入するなど、劇画調の描写も取り入れている。プロデューサーの金城綾香氏は「シャーロック・ホームズも本の途中に挿絵が入っていたりと、このドラマも作品全体で一つのミステリー小説のようにしたかった」と意図を明かした。各局でさまざまなミステリードラマが制作されるが「舞台も豪勢な洋館にしたり、今どきにあえてやらない温故知新の王道ミステリーを作りたかった」と説明した。

 月9は1月クールの「ミステリと言う勿(なか)れ」がヒットしたばかり。主人公がさまざまな疑問点を口にするうちに難事件を解決して視聴者の心を捉えた。金城氏は「前期は“ミステリと言う勿れ”でしたが、今作はどうぞ、ミステリーと言ってください!」と笑みを浮かべた。(続く)

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2022年5月5日のニュース