ポニーリーグ

月刊ポニーリーグ11月号 兵庫神戸あと一歩及ばず 選抜関西地区予選

[ 2020年11月27日 18:20 ]

<兵庫神戸・京都> 9回タイブレークの末、惜しくも敗れた兵庫神戸ナイン (撮影・平嶋 理子)                                                       
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 あと一つのアウトが遠かった。初戦から3連勝で臨んだ京都との決勝戦。9月の全日本8強チームを追い詰めたが、2点優勢の7回2死一、二塁から連続タイムリーを浴び追いつかれた。

 「経験のない中でもよくやってくれましたが、最後は粘りきれなかった。勝敗を分けたのは采配ミスです」

 山田雅史監督は敗戦の責任を一身に背負ったが、大会を通じて強豪復活を思わせる戦いぶりを見せた。予選リーグでは初戦の愛知稲沢に競り勝つと、奈良FOD、京都にも大勝。前田昂希、神出陵太朗ら1年生のスタメンが7人という若いチームだったが、ここぞの場面での集中打で白星を重ねた。

 決勝の京都戦では同点の5回1死二、三塁から4番の石原仁一郎主将が、一時勝ち越しとなる右前2点打。高橋涼介、吉谷悠雅の両1年生右腕も7回途中まで1失点でしのいだが、最後はタイブレークで敗れた。「一から鍛え直します」。山田監督は来春の雪辱を誓った。

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