西武・武内 プロ初完封目前で無念の降板 9回途中左太腿裏つり…「一番悔しい」

[ 2024年5月20日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1-2ソフトバンク ( 2024年5月19日    みずほペイペイ )

<ソ・西>9回、無死一塁で降板する武内(撮影・成瀬 徹)
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 あとアウト3つだった。地元福岡で初登板だった西武・武内が、プロ初完封を目前に緊急降板。チームは今季8度目のサヨナラ負けで5連敗となった。

 1―0の9回無死一塁、左太腿裏がつり無念の降板。「最後まで投げるつもりだったので、一番悔しい」と唇をかんだ。両親や中学、高校のチームメートらが応援に駆けつける中、8回まで3安打無失点。小学生時代からファンクラブにも入っていたソフトバンク打線を完璧に封じていた。

 何度も観戦に訪れた憧れのマウンドで快投。「特別な思いがあったし、気合が入っていた」と振り返ったが、緊急降板の後を受けたアブレイユが踏ん張れなかった。

 今季福岡では6連敗。松井監督は「何とか勝たせてあげられれば良かったけど…」と言葉を絞り出した。(福井 亮太)

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