松井秀喜氏 ドジャースとヤンキースの3連戦見に行くの?「皆さん、行かないと(笑)」報道陣に取材促す

[ 2024年5月19日 02:50 ]

野球教室で少年少女たちの質問に答える松井秀喜氏  (撮影・杉浦大介通信員)
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 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(49)が18日(日本時間19日)、米ニューヨーク郊外のタリータウンで恒例の野球教室を行った。

 コネチカット州、ニューヨーク州郊外、マンハッタンから集まった10~12歳の約30人の少年少女たちに熱心に指導。参加した全員の打撃練習を務め、打撃デモンストレーションでは好打を連発すると、右越えに豪快な本塁打を叩き込んで子供たちから大喝采を浴びた。

 参加者たちとのサイン会、写真撮影なども行い、会場を訪れたヤンキースの部分オーナー、南壮一郎氏と楽しそうに言葉を交わしていた。

 参加者との質問コーナーでは、ある少年から「大谷翔平から憧れの存在だったと言われてどう思うか」という質問が飛ぶ場面も。その際は「本当かどうかはわからないですけど、でもあれだけのすごい選手にそう言われたらうれしい」と思わず表情を崩した。

 現地6月7日(同8日)からその大谷がプレーするドジャースがニューヨークを訪れ、ヤンキースとの3連戦が予定されている。ヤンキースタジアムを訪れるつもりかと問われると、「今のところ予定はないですけどね。うーん、どうかな。たぶん行かないと思います」とはぐらかすような表情。

 「皆さん、いっぱい楽しめるからいいじゃないですか。楽しんでいってください。なかなか今、ヤンキース戦で日本人関係で盛り上がることないんだから。ここぞとばかりに皆さん、行かないと(笑)」と笑顔で述べ、報道陣に対し逆に大谷、山本由伸が登場するシリーズの取材を呼びかけていた。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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