元ソフトバンクの最速160キロ左腕、古谷優人がクラブチームでアマチュア復帰初戦 4安打&1回無失点

[ 2024年5月19日 13:48 ]

第95回都市対抗野球北海道地区1次予選1回戦   帯広倶楽部VICROSS9―2札幌倶楽部 ( 2024年5月19日    栗山町民 )

<帯広倶楽部・札幌倶楽部>1回を無失点に抑え、アマチュア復帰初戦を飾った元ソフトバンク・古谷(撮影・竹内敦子)
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 元ソフトバンク投手で、今季から北海道のクラブチーム・帯広倶楽部VICROSSに加入した古谷優人投手(25)が19日、北海道・栗山町民球場で行われた第95回都市対抗野球北海道地区1次予選1回戦に出場した。

 「3番・右翼」で先発出場し、初回1死二塁の第1打席は空振り三振に倒れたが、3回2死の第2打席で右前に運んで“アマチュア復帰初安打”を、5回には左越え二塁打も放つなど5打数4安打。9回からは3番手で登板し、2三振を奪って1回無失点に抑えた。最後は両足がつったという古谷は「もっとトレーニングしないとダメですね。打てなくても、常に野球は楽しい。野球っていいなと思います」と笑顔を見せた。

 古谷は北海道・江陵から16年ドラフト2位でソフトバンクに入団。19年5月の3軍戦ではプロ野球左腕最速の160キロを計測した。21年10月の楽天戦でプロ初勝利を挙げるなど期待されたが、球団施設内のロッカーでの窃盗で21年末に自由契約になっていた。新たな野球人生に、古谷は「もうしてしまったことは仕方ないので、それはしっかりと反省した上で、また野球を通じて自分が何かできることをしていきたい」と前を見据えた。

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