【関西学生野球】関学大が同大を下して6季ぶりV王手 サヨナラ打の坂口「勝ちたいという全員の…」

[ 2024年5月19日 07:00 ]

関西学生野球第7節第1日   関学大2ー1同大(延長12回) ( 2024年5月18日    南港中央 )

<関学大・同大>延長12回にサヨナラ打を決めて抱き合って喜ぶ関学大・坂口航大(右)(撮影・河合 洋介)
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 首位の関学大が同大から同点の延長12回にサヨナラ勝利を挙げた。2021年春以来6季ぶり16度目のリーグ優勝(旧リーグを含む)に王手をかけ、19日の2回戦に臨む。

 引き分けまであと1死に追い込まれ、「サヨナラの関学大」が牙をむいた。同点の延長12回2死無走者から死球と単打で一、三塁を演出し、1番の坂口航大が初球直球を右前への劇打とした。

 「引き分けではなくて、勝ちたいという全員の気持ちから生まれた安打かな」。今春8勝中4度がサヨナラ勝利。驚異的な勝負強さでリーグ優勝に王手をかけた。

 4度の劇打は全て4年生が決めている。殊勲の坂口航は「高3のときにコロナで甲子園が中止になった。その状況を乗り越えた強さが僕の代にはある」と明かす。本荘雅章監督は「あのときも4年生が団結していた」と優勝した3年前の春を思い返す。当時の絶対的エースだった黒原(現広島)のような逸材は不在。最上級生が助け合い、頂点に手をかけた。 (河合 洋介)

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