ドジャース指揮官 ベンチ内で大谷翔平との議論の内容を説明「打席でどう考えていたかをただ聞いていた」

[ 2024年5月18日 14:52 ]

ナ・リーグ   ドジャース7―3レッズ ( 2024年5月17日    ロサンゼルス )

試合中、ロバーツ監督(右)と話し合うドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)は17日(日本時間18日)、本拠ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席に3戦ぶりの一発とする今季13号を放ち、リーグ単独トップ&両リーグ最多タイとなった。

 過去の対戦で投手別では最多の4本塁打、11打点をマークし、対戦打率.417と好相性の右腕モンタスに対し、3回1死一塁の第2打席で捉えた。甘く入った初球の速球を捉えると、打球速度104.5マイル(約168.1キロ)、28度の角度で飛び出した打球は左翼前列の368フィート(約112.1メートル)地点に飛び込む2ランとなった。ダイヤモンドを一周する際も、ベンチに帰ってからも満面の笑みを浮かべていた。

 第3打席は3―1の4回2死一、二塁の好機で迎えたが、ここは相手バッテリーのスプリット攻めに空振り三振。前の打席で速球を被弾したため、この打席で6球中5球がスプリットで攻め、最後はフルカウントからバットが空を切り、追加点は奪えなかった。

 第3打席の後、大谷がロバーツ監督とベンチ内で直接話し合う場面があった。ロバーツ監督がグラブを模した左手の中でスプリットの握りとグラブの動きを見せ、大谷も指揮官に自身の考えを述べるような姿もあった。投手の癖について話し合い、指揮官が相手投手の癖を大谷に伝えた可能性もある。

 試合後、ロバーツ監督はこの会話の内容を問われ「よく見ているね。あの状況の中で、バッターボックスでどう考えていたのかをただ聞いていたんだ」と話すにとどめた。

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