ソフトバンク・山川が量産態勢「強いスイングできた」 いつもは見えない本拠の夜空にアーチ

[ 2024年5月8日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-1日本ハム ( 2024年5月7日    みずほペイペイD )

<ソ・日>屋根の開いたみずほペイペイドームでソロ本塁打を放った山川(中央下の左寄り)(撮影・岡田 丈靖)
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 普段は見えない夜空にアーチを描いた。1点を追いかける4回、4番・山川が日本ハム先発・山崎の外角低めのカーブを捉えた。

 逆方向への打球は右翼ホームランテラスへ。「しっかりと引きつけて強いスイングができました。逆方向にいいバッティングができたと思います」。前日の同カードでも2本塁打を放っており、量産態勢への突入を感じさせる2戦連発の9号同点ソロとなった。

 この日は「ルーフオープンデー」で、試合中盤まで可動式であるみずほペイペイドームの屋根を開けた状態で試合が行われていた。ベンチ前では今カード3度目となる「どすこいポーズ」を本拠地のファンと決めた。

 4月を終えた時点で6本塁打、29打点でリーグ2冠。それでも抜群の実績を誇る大砲は「自分がもっと打っていれば(打点も)40、50いっててもおかしくないくらい回ってきている。悪いなりにどうにかできてはいますけど、これがずっとというわけにはいかない」と話していた。

 常に状態を上げるべく打撃練習に打ち込み修正をかける。ここに来て上り調子になりつつある感触を口にしている。4月最後の試合だった30日の楽天戦(みずほペイペイ)では3安打1本塁打をマーク。そこから兆しが見えてきているという。

 現在9本塁打、34打点でリーグ2冠を独走中。自身2年ぶり4度目の40発到達へ量産態勢に入った。 (木下 大一)

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