ソフトバンク サヨナラ3連勝!代打・周東V犠飛、緒方ヘッスラ生還 日本ハムに連勝し独走態勢4.5差

[ 2024年5月7日 21:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―1日本ハム ( 2024年5月7日    みずほペイペイ )

<ソ・日>12回、サヨナラ犠飛を放った周東(中)はナインから祝福され大喜び(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクが接戦を制し3連勝を飾った。今季6度目の先発となった有原航平投手(32)は8回を投げ5安打1失点(自責0)の力投。1―1の12回に代打・周東がサヨナラ勝利を決めた。

 1ー1のまま迎えた延長12回に劇的なドラマが待っていた。先頭の近藤が相手6番手の矢沢から左越え二塁打を放つと、すかさず小久保監督が動く。近藤に代えて代走・緒方。川村の代打・野村が申告敬遠で無死一、二塁。続くリチャードがバットを折りながらも浅い中前打で満塁とチャンスを広げた。ここで再び小久保監督が動く。海野に代えて代打・周東。球場のボルテージが最高潮に達すると、周東は矢沢が投じた2球目の真ん中直球を左翼方向に打ち上げた。微妙な飛距離の中、三走・緒方がタッチアップ。ヘッドスライディングでサヨナラのホームインを決めた。

 歓喜に沸くソフトバンクナインを横目に、新庄監督がリクエストを要求。しかし、リプレー検証も一瞬、大型画面に滑り込む緒方の手がベースに返球より早く到達する映像が流れると、勝利を確信したファンから大歓声が沸いた。球審も改めてセーフの判定で、今季4度目となるサヨナラ勝利を決めた。

 有原は、初回に三塁手・栗原のエラーと自身の四球から招いたピンチで野村に先制打を許したが、2回以降は得点を許さず。8回まで116球を投げ5安打3四球1失点(自責0)と気迫の投球を見せ味方の援護を待った。

 打線は0―1の4回に山川が2発放った前夜に続き2戦連発となる9号ソロを放ち同点に追いついた。しかし、対戦成績で分が悪い相手先発左腕・山崎福の前にホームが遠く、8回まで山川の叩き出した1点だけ。両軍5安打1得点のまま延長戦に突入した。

 ▼山川 (2戦3発となる9号ソロ)打ったのはカーブ。しっかりと引きつけて強いスイングができました。逆方向にいいバッティングができたと思います。追いつく一本になって良かったです。

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