ヤクルト44歳・石川雅規 史上初の新人から23年連続勝利の権利持ち降板 5回92球2失点、1点リード

[ 2024年5月6日 20:05 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2024年5月6日    横浜 )

<D・ヤ>ヤクルト・先発の石川(撮影・会津 智海)
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 ヤクルト一筋23年目の鉄腕・石川雅規投手(44)が6日、ヤクルト戦(横浜)に今季2度目の先発登板。5回92球を投げ3安打1四球2失点と勝利投手の権利を持って降板した。

 4月16日中日戦(バンテリンD)以来の登板。石川は初回から持ち前の粘りのピッチングを見せた。

 初回は軽快に3者凡退斬りと最高のスタートを切ったが、先制点をもらった2回に1死から宮崎に左翼線への二塁打を許し、この日合流即スタメンに名を連ねた筒香には四球とピンチを招いた。そして、続く伊藤光に左越えに同点二塁打、さらに京田に中犠飛を打たれ勝ち越しを許した。

 しかし、直後の3回。サンタナに2ランが飛び出し再び1点のリードをもらった。その裏は丁寧な投球で再び3者凡退斬り。3―2で迎えた4回は宮崎の飛球を丸山和が落球しピンチとなったが筒香を中飛、伊藤光を遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。

 5回は京田を二ゴロに打ち取った後、相手先発右腕・ジャクソンの代打で登場した度会に中前打を許すも、桑原を中飛、一走・度会をけん制で刺し、5回92球を投げ3安打2失点の力投。プロ野球史上初となる新人から23年連続勝利を中継ぎ陣に託した。2番手は丸山翔。

 昨年は12試合に先発し、2勝5敗、防御率3.98だった。

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