巨人・横川は2軍行き決定 「リズムをつくれなかった」と反省 前回「100点」評価の指揮官が怒!

[ 2024年5月6日 21:23 ]

セ・リーグ   巨人0―2中日 ( 2024年5月6日    バンテリンD )

<中・巨>3回、ピンチを招き、マウンドで声を掛けられる横川(中)(撮影・椎名 航)
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 巨人の6年目左腕・横川凱投手(23)が6日の中日戦(バンテリンD)で今季2度目の先発登板。4回6安打2失点で今季初黒星を喫し、試合後には阿部慎之助監督(45)が2軍降格を明言した。

 初回、1番・福永をいきなり四球で塁に出すと、2死後、4番・細川に真ん中付近へ入ったフォークボールを左中間へ適時二塁打とされて先制を許した。

 3回には2死走者なしから村松、石川昂に連打されて一、三塁。3連打目となる細川には初球の直球を左前適時打されて2点目を失った。中田に四球でなおも2死満塁。ここは山本を凡打に打ち取ったが、序盤で2点のビハインド。4回は失点こそしなかったものの、2安打されて2死二、三塁のピンチを招くなど厳しい局面続きで無念の降板となった。

 「リズムをつくれなかったので、それが一番。チームに流れを持ってこられなかったというのが、一番反省すべき点かなと思います」と反省の言葉が最初に口を突いて出た横川。

 0―2で敗れた試合後には阿部監督が「4回2失点を自分でどう思っているか。キャッチャーからしたら、今日は配球にならないですよね。初球、ほぼボール。バッターに対してね、それじゃ配球にならないしね。それを配球させるように、ピッチャーとしてやってほしいと思います。だからファームに行ってもらいます。先発って、それくらい責任があるので」と横川の2軍行きを決定した。

 これについては「今日のピッチング内容だと、先発として、なんていうかな、それほど、重いものだと思うので。そこに関してもう一回イチから練習してこいと言われたんですけど、はい、そんな感じです」とし、「カウントづくりに凄い苦しんでたんで、そこが一番。無駄球が多かったですし、そこでリズムっていうのが全然なかったんで。そこかなと思います」と最後まで反省点を口にしていた。

 横川は今季初先発となった4月27日のDeNA戦(横浜)で5回3安打無失点と好投して今季初勝利をマーク。横川にとって2023年6月23日の広島戦(マツダ)以来309日ぶりの勝利で、先発では同年5月18日のヤクルト戦(神宮)以来345日ぶりのプロ5勝目だった。試合後には阿部監督も高評価で「100点です」と話していた。

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