MLB公式サイト パワーランキングでド軍が首位返り咲き 大谷翔平は「このままいけば球界最高の数字」

[ 2024年5月6日 15:51 ]

初回に2ランを放ち、ベッツ(左)に迎えられるドジャース・大谷(中央) (AP)
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 大リーグ公式サイトが5日(日本時間6日)、今週のパワーランキングを発表。ドジャースが、ナ・リーグ東地区6連覇中の強豪ブレーブスとア・リーグ東地区首位のオリオールズを抜いて前回3位から首位に返り咲いた。オリオールズは2位をキープ。ドジャースにスイープされたブレーブスは首位から4位に転落し、3位にはナ・リーグ東地区首位のフィリーズが前回7位から浮上した。

 ドジャースは4月中旬から9試合で2勝7敗と苦戦した時期もあったが、5月に入ると4戦負けなしと絶好調。大リーグ公式サイトは「ドジャースはシーズン序盤の苦戦は過去のものとなった。彼らは、我々が予想したとおりの強豪のようである。そして、そのおかげで、このパワーランキングのトップに返り咲いた」と評価した。

 また、1番を打つムーキー・ベッツがナ・リーグの月間最優秀選手賞を獲得したことに触れ「ベッツのあの非常識なスタートを覚えているだろうか?さて、5月に入って5日目、大谷翔平はすでにOPS1.111で彼に追いつき、追い越した。もしこのままいけば大谷のキャリアハイとなり、球界最高の数字となる。ご心配なく。ベッツはまだ2位だ」とベッツを上回る大谷の好調ぶりを伝えた。

 大谷は5日のブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。今季初の1試合2本塁打を含む4打数4安打3打点と大暴れし、ブレーブス戦のスイープに貢献。8回の10号ソロで4年連続2桁本塁打をマークし、両リーグ最多に並んだ。また、今季最長、キャリアでも3番目の飛距離となる464フィート(約141・4メートル)の特大アーチだった。

 今永昇太投手、鈴木誠也外野手が所属するカブスは8位から9位に後退。前田健太投手が所属するタイガース、吉田正尚外野手、上沢直之投手が所属するレッドソックスはそれぞれ13位と14位をキープした。ダルビッシュ有投手、松井裕樹投手が所属するパドレスは前回21位から15位に浮上した。千賀滉大投手、藤浪晋太郎投手が所属するメッツは前回16位から17位、菊池雄星投手が所属するブルージェイズは前回17位から18位、侍ジャパンに選出されたラーズ・ヌートバー外野手が所属するカージナルスは前回23位から24位にそれぞれ後退した。

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