【こどもの日企画】阪神・森下 小1で始めた野球…長所伸ばすことだけ考えて練習

[ 2024年5月5日 05:30 ]

阪神・森下(撮影・大森 寛明)
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 5日は「こどもの日」。12球団の選手たちが、当時の写真とともに少年時代に抱いていた夢や思い出などを振り返った。意外にも野球一筋ではなかったことや、泣き虫エピソードを明かしてくれた選手も…。グラウンドで輝きを放つ現在の雄姿とのギャップも楽しんでください。

 僕は野球を始めた小学1年生の時からバットを振る能力、飛ばす力はありました。逆にそれ以外は他の選手より劣っていたので、長所を伸ばすことだけを考えて練習をやっていました。素振りを多くやるというよりは父がトスしてくれた軟らかい球を家で打ったり、バッティングセンターに行って、より実戦に近い形でフォームをつくりました。

 最近は「チャンスに強い」と言われることが多いですが、中学の時は決勝点につながるミスばかりで、マイナスな気持ちを引きずっている間に試合が終わっていました。

 それでも野球に失敗は付きもの。“自分でそのミスを取り返すんだ”という強い気持ちが大事だと徐々に気づきました。その積み重ねがプロ野球選手になった今、結果として出ているのかなと思います。

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