西武・松井監督「9回からアブレイユと決めていた」武内のプロ初完封は「そういうチャンス来る」

[ 2024年5月3日 21:29 ]

パ・リーグ   西武1―0ソフトバンク ( 2024年5月3日    ベルーナD )

<西・ソ(7)>ソフトバンクに勝利し松井監督とハイタッチする武内 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武・松井稼頭央監督は8回零封のドラフト1位・武内を手放しで称えた。

 「見事ですね。物怖じしない。堂々と攻めていった」

 球数は100球。4安打8三振とソフトバンク打線を完ぺきに抑えていた。プロ初完封は目前だった。それどころか…

 ルーキーの完封なら2016年・日本ハム戦の多和田真三郎以来8年ぶり、1―0での完封は球団の左腕では1988年4月9日・南海(現ソフトバンク)戦以来36年ぶりの快挙だった。

 だが、松井監督は交代のタイミングは決めていたという。

 「9回はアブレイユともう決めていました。また(武内には)そういうチャンスが来るんじゃないでしょうか」

 チームのために前回登板で柳田にサヨナラ2ランを浴びた新守護神の復調を優先した。そしてアブレイユも柳田を空振り三振に斬るなど期待に応えた。
 

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