DeNA 記録的初回猛攻でカード勝ち越し成功!大量援護受けた石田健は今季初登板初勝利

[ 2024年5月1日 21:00 ]

セ・リーグ   DeNA12―1中日 ( 2024年5月1日    バンテリンD )

力投する先発の石田健(撮影・椎名 航)
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 DeNAは中日に大勝し、カード勝ち越しを決めた。初回に9得点と打線が爆発。今季初登板の石田健大投手(31)を強力に援護した。

  打線は先頭の桑原から3連打で1点を先制すると、無死一、三塁で4番・牧が初球のシンカーを巧みに捉え、左翼席に運ぶ3号3ラン。宮崎、京田の連打でさらに好機を作ると、打者一巡となった桑原が2死満塁で中前適時打。蝦名も右前適時打を放ったところで中日先発・涌井を交代に追い込んだ。なおも2死一、三塁で佐野が2番手・梅野から右翼線2点適時二塁打を放ち、96年8月30日広島戦での10得点以来28年ぶり3度目となる初回9点をマーク。桑原、蝦名、佐野は1イニング2安打と止まらなかった。初回6者連続安打は78年10月1日広島戦以来46年ぶりの球団タイ記録ともなった。

 3回には関根の内野安打、桑原の左前打で1死一、三塁とし、蝦名が左への適時打。なおも2死一、二塁で牧が2点適時打を放った。3回終了時点で早くも桑原、蝦名が猛打賞を記録した。

 大量援護をもらった石田は安定した投球を継続。4回に細川の7号ソロを浴びたものの崩れることはなく、7回6安打1失点と好投。今季初登板初勝利を手にした。

 ヒーローインタビューに応じた石田健は「野手の方がたくさん点を取ってくれたので初回からいい緊張感を持ってマウンドに上がることができた。リズムよくどんどん勝負しようという気持ちだった。これから先投げていく上で今日みたいにゾーンを突く投球が大事になる。いい試合が続けられるようにしたい」」と話した。

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