広島・床田 自己最多6四死球「あんな投球したら勝てるわけがない」珍しい制球難で6回3失点

[ 2024年5月1日 05:45 ]

セ・リーグ   広島1-7阪神 ( 2024年4月30日    マツダ )

<広・神>先発した床田(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 広島・床田の開口一番が全てだった。「僕のせいで負けた。思い切り自滅なので…」。6回を4安打3失点でも、2つの申告敬遠を含むとはいえ6四死球は自己最多。それが失点に絡み「何をやっているんだろうという感じ」と、うなだれた。

 2回にノイジーの四球を端緒に同点に追いつかれると、4、6回は先頭・大山への四球から失点を重ねた。戦前まで防御率0点台を誇った左腕にしては珍しい制球難。「好投手相手に、あんな投球したら勝てるわけがない」と自らを責めた。

 阪神・村上と今季2度目の投げ合いで2連敗。チームも再び借金生活に戻った。それでも新井監督は「調子は良くなかったと思うけど、試合をつくってくれた」とねぎらった。虎の右腕とは次週、5月7日に甲子園でまた投げ合う可能性が大。もう負けられない。 

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月1日のニュース