汚名返上！大谷翔平が好機で左前適時打　満塁で凡退の雪辱果たし5試合ぶりマルチ安打

ナ・リーグ   ドジャース8－4ダイヤモンドバックス （ 2024年4月29日    フェニックス ）

＜Dバックス・ドジャース＞初回、安打を放つ大谷（撮影・光山　貴大）
Photo By スポニチ

　ドジャースの大谷翔平投手（29）が29日（日本時間30日）、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。8回の第5打席で左前適時打を放ち、5試合ぶりにマルチ安打をマークした。

　7－4の8回無死一、二塁の好機で大谷は2球目の高めカットボールをきっちり左前に弾き返し、二走・ロハスが生還。8点目をたたき出した。

　2回の第2打席は1死満塁の好機で初球に手を出し、ニゴロ併殺に倒れ得点機をつぶした。それでもこの打席も積極性を失わず初球からバットを出しファウル。2球目の高めに浮いた球を仕留めタイムリーにした。

　初回の第1打席も中前打をマークしており、マルチ安打は3安打した24日（同25日）のナショナルズ戦以来、5試合ぶりとなった。

　試合はドジャースが1点を追う2回に2点を奪って逆転に成功すると、5回は打者10人の猛攻で一挙4点。2点差に迫られた直後の6回にはスミスの3号ソロで突き放すと、8回の大谷の適時打がダメ押しとなり、10安打8得点で勝利した。

　なお、打線は球団18年ぶりに無三振試合を記録した。