巨人・萩尾 今季初スタメンでプロ初打点も負傷交代 阿部監督「あまり良くない」

[ 2024年4月2日 22:52 ]

セ・リーグ   巨人3―4中日 ( 2024年4月2日    バンテリンD )

<中・巨>4回、適時二塁打を放ち、ガッツポーズする萩尾(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の萩尾匡也外野手(23)が開幕4戦目となった2日の中日戦(バンテリンD)で「1番・右翼」に入り、今季初スタメン。4回の第3打席でプロ初打点となる左中間への適時二塁打を放ったが、6回の守備中に右足を負傷して途中交代した。

 3―0で迎えた6回の守備だった。

 先頭打者・三好が放った大飛球が右翼方向へ。萩尾は打球処理にもたつき、三塁打にしてしまった。

 巨人の先発右腕・山崎伊は5回まで2安打無失点と好投していたが、これに動揺したのか、1死後、高橋周の遊ゴロ性の打球をグラブに当て、打球は方向を変えて中前へ抜ける適時打に。これで三好の本塁生還を許した。

 さらに昨季まで同僚だった4番・中田の初球は大城卓が捕逸して1死二塁となると、異変に気付いた阿部監督が萩尾に交代を指示。松原がイニング途中で右翼の守備に就いた。

 続く細川の初球には山崎伊が暴投。バッテリーエラーが続いて2死三塁となったが、細川は左飛に仕留めてそれ以上の得点は許さなかった。だが、3―3で突入した延長11回、その細川に5番手左腕・中川が左中間スタンドに叩き込まれるサヨナラ被弾で敗戦となった。

 試合後、萩尾の右足について聞かれた阿部慎之助監督(45)は「なんかフェンスぶつかったらしい」とし、「あまり良くない。動き悪そうだったからね。すぐ代えたんだけど」と心配げ。

 また、梶谷隆幸外野手(35)がベンチ外だったことについては「なんか古傷が痛んだみたい」と説明していた。

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