ドジャース・大谷 1点ビハインドの延長10回2死満塁で凡退…開幕5戦本塁打0も「見え方は悪くない」

[ 2024年4月1日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース5-6カージナルス ( 2024年3月30日    ロサンゼルス )

<ドジャース・カージナルス>10回、遊飛に倒れる大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 最後の打者になってしまった。1点を追う延長10回2死満塁でドジャース・大谷が大歓声を浴び打席へ。昨年3月のWBCメキシコ代表右腕ガエゴスの91.1マイル(約146.6キロ)を打ち上げて遊飛に倒れ「自分の中では捉えたつもりだった。ポップフライになっているのでタイミングと(ボールと自分の)距離の問題」と悔しさをにじませた。

 初回の右前打は113.9マイル(約183キロ)の打球速度を記録。これは過去2年間のドジャースの打者で最速だったものの2打席目以降は無安打。5試合を消化して昨季の本塁打王に待望の移籍後初アーチはまだないが「見え方自体は悪くない」と冷静に分析する。

 キャンプ地、本拠地でともにロッカーが隣の山本がメジャー2度目の登板で力投し「雨の中の難しい登板で、1回(ベンチ裏に)下がってまた上がる時も冷静だった。素晴らしい投球」と喜んだ。5回攻撃では前を打つベッツと連続四球で出塁し、フリーマンの均衡を破る適時打につなげたが、白星にはつながらず「もっと早い段階で援護をしてあげていれば」と唇をかんだ。

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